猫屋さんの病記録

猫屋宅のぬいの病記録

訴えかけなければいけない障害者事情

どうも、猫屋です

 

今回はA型事業所について

 

こうして誰かの目に止まらないかもしれないブログの中で、それでも発信させていただきます

 

先日、僕の友人(A型での同僚)が倒れました

原因は、仕事によるストレス

そして、もう1人の同僚であり友人もまた、理解ない対応に体調を崩してしまっています

 

日々、聞こえてくるのは

不安や憤り、焦りや体の悲鳴

壊れていく音が聞こえてくるように、段々とみんなが沈んでいく…

 

好きな事が出来なくなった

仕事だけで手一杯で何も出来ない

仕事すら行けない…。

 

原宿店はメディアにて、放送されたそうです

紹介の記事もありました

きらびやかな、夢のようなお話を

実現しようと頑張っていますと…。

 

僕らは気づいてしまいました

 

社長の振るう社会的暴力と

それに気づかないまま潰されていく人たちの現状に…。

 

社長はいつも表向きはとてもいい事を言ってるふうに見せます、いや魅せてるんです

マジックみたいに、社長のペースに巻き込まれて思い込まされてしまう

 

現状を数字でしか見れない、そんな一般経営者

 

外部の方々に話しても、どう見ても

一般事業でもブラックだと、そう仰っていました

 

またほかの同僚の話になりますが

突然の休日出勤、手当なし、朝出勤、深夜まで働かされ、終電を逃し朝帰り…

それでも手取りは十数万

表向きは労働基準法ギリギリで働かされています(実際は違法。内部で調整してる)

 

以前聞いた言葉

「〇〇さんはあと何時間働けるの?」

というワード

 

うわぁと思いました、でも目を背けていました

だって僕らは福祉というサービスの中で守られた環境に居るのだと、そう信じたいからです

 

僕ら障害を持ってる人たちは疑いたくない人が多いです

少なくとも、僕の周りにいた同僚はそうでした

 

だって、疑う=異常だから

阻害され、障害という枠組みに組み込まれてる僕達にとって、自分が異常だということは、何より怖いことなのではないでしょうか?

 

健常な方だって、自分が異常だと

おかしい奴と思われたくないと思います

 

僕らは既に病気という異常を持っている

それに輪をかけてそこからも逸脱して異常扱いされてしまったら、どこに居場所があるんだろう?

 

孤独は怖い、そう思う人が沢山います

1人では生きていけない…。

支えがあってこその今があるのだから

 

だから疑わなかったのです

法改正という大義名分の元作られた

会社独自のルールに

福祉としての形なんてなくなった

ただの捨駒の様な雇用形態に…。

 

自己管理が上手くいかない人だっています

環境にすぐ適応出来ない人

ストレスに過剰に弱い人

細かいニュアンスが伝わらない人

1度にたくさんの指示を受けると対処できない人

 

それが病気、障害という形になった人たちの集まりです

医師からそう診断され、一般…社会が決めた「普通」の中では生きていけない

 

そんな僕らは、誰かの助けをうけて生きています

実はたくさん居るんです。

診断が付いてないだけ、症状が軽いから異常じゃないと。周りが異常だって認めたくないから。自分ですら異常だと気付かず見落とされている人たちが

 

A型事業所は障害者のための福祉サービス、特殊な雇用形態です

 

それを、利用して

自分の社会的地位を上げようとしている社長。

 

誰でもいいんです、障害者なら

たとえそれが潰れたとしても

僕らの代わりなんていくらでもいるから

 

雇用されずに困ってる障害者なんてたくさん居るから

 

そういう人たちの仮初の救世主になっている…。

 

僕らはどうしたって生きている

前を向こうと足掻いて、ここに来た

自分も社会の一員だと

 

そう主張したくて

 

ちょっとぎこちないけど

ちゃんと働けてるって

 

決して、邪魔な存在じゃないって

そういう証が欲しくて

 

なのにこの現状はどうだろうか 

 

過剰な仕事の量に、追われる納期

プレッシャーに個人の環境まであっさりと変えてしまう行い

メディアに無理やり顔出しさせられた方もいます

あなたへの期待に応えるための精一杯の誠意を自分の満足のために

社会に発信して見世物にしてしまう

鳴り止まない電話、病気と知って興味本位で近づく野次馬達

 その人プライバシーは…?

 

 

社長は仕事を取ってくるだけ

社内なんて見てもいない

自分が好きな方しか見ない

好きなことをして、自分の軽率さには目も向けず、ただひたすら毎日駒を動かす

 

ある日言った

早退は前日に言ってくださいと

体調不良が予知できるんですか?

 

みんなにはここで終わらないで次に上がって言ってほしい

だったら、潰さないでほしい

 

限界を知って欲しい?

知ってるからここにいる人がどれだけいると思ってるんだ

 

 

僕らは消耗品じゃない

1人の人間なんだと…わかって欲しい。

 

ひとりひとりが抱えてる問題を一括りにして、よく出来る人を基準に、周りも出来ると思い込んでる

 

そうでなければ、何なのか

慈悲の欠片もない、それはただの独裁者だ

 

都合のいいものだけ手に取るのか?

その他のものにはいつ離れても潰れても構わないそういう風に考えているのだろうか?

 

個々を見ていない

誰が何を担っているのかすら知らない、知る素振りも見せない

ただひたすら駒を並べて、自分の向上欲求を満たしてる

 

障害者を100人雇用するのが夢だそうです

 

飼い殺しにするんですか?

1事業所、約20人も見れないあなたが

 

僕達はあなたの駒じゃない

壊れていった先をあなたは保証してくれるのだろうか?いや、してくれないと僕は知っている

 

責任など、たいして感じていないんだから

 

目先の利益に惑わされて、後先考えずに行動して、周りを振り回して

 

楽しいですか?と僕は問いたい

1人の人生を壊していく気分はどうですか?

純粋な尊敬の眼差しを裏切る気分はどうですか?

僕らの声は届いていますか?

そう訴えたい

 

善処しますと

そんな言葉を聞きたいんじゃない

変えて欲しい

口だけじゃなにも変わらない

その五体満足な体を動かして、変えて欲しい

このクソったれた会社の実情を

あなたの非誠実な行いを

 

目を向けてほしい

僕らを1人の人間として生かしてほしい

拾い上げてほしい

 

それがこの会社を作ったあなたの仕事だ

それが福祉の業界に手を出したあなたの使命だ

 

死にたいと呟く声が聞こえるか?

薬が増えて、心が擦り切れて、それでもしがみついている…そんな人たちの声が届いているのか?

 

僕らだけじゃない、職員だってそうだ

性格が変わるほど追い詰められている

 

そんな現状を知っているか?

仕事の量も、何もかも

あなたは雇用を守るために福祉的なサービスを疎かにしていると認めたではないか

 

それがどういうことか分かっているのか?

 

雇用=会社の存続は守れても、駒の僕らは守られない

 

障害者はお前の人生を彩る花ではない

枯れて捨てれば済むような軽い存在じゃない

 

そんなことも分からない、そんなあなたに言いたい

 

あなたが僕らにとっての人生の障害だ