猫屋さんの病記録

猫屋宅のぬいの病記録

A型事業所でのこと

どうも猫屋です( ˊ꒳ˋ ) ᐝ

 

僕が4月まで居たA型事業所のことを書いていきたいと思います

特殊な例なのでは…という内容です恐らく

 

A型事業所の全てが、こうと言った訳ではないとは思いますが出来たばかりの事業所というものもあって変化が大きかったのも原因か…

 

結論から言うと

ブラック企業 もとい、暗黒企業だったのです

(命名は支援して下さった方から(笑))

 

僕が通っていたのは

お花屋さん…生花店です

 

そして、僕がやっていたのは実際のお花を使ったアクセサリー作り

押し花にレジンを塗って、加工したものをピアスやイヤリングにしたりする…と言ったものです

 

一応歯科技工士の資格を持っている僕は手先が器用という設定になってます(資格はありますが自信がない)

 

色々やってるなぁ〜!

自由度も高いし、何より充実感がありそう!

 

なんて体験の時は思ってましたね

 

そして、すぐに通うことを希望し、何とか通えるようになりました

 

頑張ろう!と意気込みながら

まずは週4から…ということで定休日を作っていただき働いていたのです

 

アクセサリー班にはリーダーがいて、その方に指示を受けながらやっていました

 

まず一番最初に苦悩したのが

代表…ここでは社長と言いましょう

 

社長の要望です

まあ、どこの会社に行っても

「会社の方針」や「社員に求める要望」はあるもの

この時の会社の方針は

あくまでも実際のお花を使った商品を作ること

 

そして、アクセサリー班に求められた要望は

ピアス、イヤリングのお花はふんわり感を。

出来るだけナチュラルに…との事

 

ふむ、なるほど

レジンとは、いわゆる樹脂加工です

プラスチックのような感じに加工するもの

 

固くなっちゃうんです

使うもの、押し花です平たく押されています

 

ふんわり感…とは…?

という疑問を感じながら、出来るだけ社長の意見も取り入れつつ制作していました

 

入って二週間。

僕はサブリーダーに任命されました

 

はあ、なるほど…?

たしかに他の方よりも知識や技術は上だったので、仕方なし…オープンしてまだ1ヶ月とかそのくらいしか経っていない会社だったのと資格のおかげですかね

 

頼られるのは嬉しいですし

達成感や充実感もありました

 

そして、周りを教えながら意見や制作…という日々

そして完成!ヤッター(*`・ω・´)

 

そして徐々に作っていき、販売の方向に。

会議を開き、進捗や値段設定をしました

 

値段…高めです

こんなことを言ってはいけないのは分かってます

でも、あえて言わせていただくとしたら

子供用のイヤリング…ぐらいのデザイン

 

色んな方に聞いても、

え?500円くらいじゃないの?って言われるような感じのもの

 

まあ、会社の方針だから

いいか…(。_。*)制作頑張ろう

 

そんな感じで日々を何とか過ごしていました

そして年末年始を迎え

 

プリザーブドフラワーのアレンジのお仕事が回ってきました

 

あ、お花屋さんっぽい( ˊ꒳ˋ ) ᐝ

花材作りから…地道な作業は楽しかったです

 

そして、完成までの段階、挿しの作業を任されました

ん?僕だけか…

他にもちまちまやってる方は居ましたが、メインは僕

 

指示を受けながら作業

大変だったけど楽しかったです

納期に追われて頑張りすぎて

オーバーワークになり途中と終わりに休みましたが(笑)

 

同時並行で入っていたのは、クリスマスリースの制作

数は3桁…みんなヒーヒー言いながらやってました

 

そして、年明け

いつの間にか週初めにブライダルの下請けが入っていました

 

 なんか最近、変わった仕事多いなぁ〜と思いながら

アクセサリー作りながらお手伝い

 

そこからどんどん変貌していきました

お花屋さんって母の日当たりまで忙しいんですね

 

アレンジやプリザーブドフラワーなど贈り物関係が色々入ってきます

そんな仕事が増えてきた頃

 

プリザーブドフラワーのお仕事、

納品数が3桁を行きました

 

ほう…?

年末年始は合わせても2桁でした

いきなり数増えすぎでは…??

 

そして、挿す人が少ないんです

MAX5~6人程度

ほかの方は技術的な所で難しい感じです

 

それを、納期二週間とか…

 

それでもまだ頑張ろう、終わればまた

通常業務に戻れる!

 

浅はかでした

一つの物が終わっても次の納期、納期、納期…

数は増えていくばかり

 

それに加え、何が起こったか

生花から手を引く。

あれ?ここお花屋さん…

 

工場になりました。

 

 

ダウンして潰れてやめていく人もいる中

社長は僕らを見ているんだろうか?

社内の雰囲気を見ていてくれているんだろうか?

 

いつも空席の社長の席を見つめました

 

いや、何も見てないな

 

そう思ってからは早かったです

何が何でも、とりあえずいる時には直談判

福祉の上司にも相談、周りに気を使いながら

出来るだけ潰れる人が出ないように…

そんな日々でした

 

そんな中で僕の方も限界を感じてしまう出来事がありました

ただの私情ですが、家庭の環境が変わってしまい、収入面で今のままだと厳しくなってしまいました

 

そして、辞めるという決断をした頃

 

福祉の上司が長期のお休みに。

お子さんを授かったそうです(。_。*)

よかったよかった!

そんなムードの中、増えてく仕事…

 

そして福祉の上司が変わり

4月を迎え、会社が突きつけてきたのは

障害者を支援している会社とは思えないものでした

 

 体調不良による業務変更後の給料減額

一定の日数や技能面で利益を上げる作業が出来ないものは、雇用契約ではなく利用者契約となり最低賃金の保証がされなくなる

 

と言ったものでした

 

つまりは、仕事は断るな

利益を上げろ

出来なければ減給

ということですね

 

これだけ聞けば普通の会社じゃないか?ってなります

そうですね、普通の会社です

 

求められているのは「普通」の会社のレベル

でも僕達がいるのはA型事業所

最低賃金で働く障害者の方々が集まっている事業所なんです

 

利用者と職員の溝なんて埋まらず、ひたすら最低賃金のなか働きます

 

賞与も無ければベースアップもない

仕事ばかり増えていく

要望ばかり重くなっていく

 

僕は正直、バカバカしくなりました

こんなことを思いたくない。正直な所そう思いました

 

でも気づいてしまったんです

それはもう変えられない事実なのですから

 

 

その時、入ってきた新しい福祉の上司は

理解なしの方でした

 

いやいや、畑が違う方なので最初は仕方なし

時間がかかるがどうにかなる…そう思いたいですね(現在進行形)

 

でも社長は?

ずっと会社を見ているはずの社長は何やってるんだろう??

 

都会でスムージーのお店出してました…!!

わーい!スムージー!

 

試飲もしました

色んな情報を聞きました

 

あくまでも生花を使ったスムージー…

 

女子はこういうのが好きなのか〜…??

いや、社長は好きかもね!

でもね、見て!社長!

今僕達の事業所だけでも手一杯なのを

社長の目が全部に行き届いてないの!

 

いや、見てないでしょ…

 

そう思い、辞める話ついでに直談判

 

僕達がどれだけ潰されていってるか

無茶ぶりな仕事がどれだけみんなの体調に影響してるのか

社長の目でそれを見ているのか

 

返ってきた答えは呆れるようなものでした

 

私はみんなに限界を知ってもらいたい。

あなたもうえの立場に立てばわかります、35人みんなに目を行き届かせるのは無理です。

 

でした\(^o^)/

 

精神の人に限界を知ってもらう

つまりは、潰すということですよね?

否定はしてましたが、分かってない…

何故かって、精神の人は1度潰されたからA型事業所などの福祉のサービスが充実感した所に来てるんです!

発達の方だって、色んな自己の限界を今までの経験で知っている方も多いです!

 

なのに、ある仕事は全部押し付けて、潰れてからコントロールしましょう…??

何を言ってるんだ、この脳内お花畑は

 

その上、数字でしか判断していない

利用者の成果や出勤状況、体調を35人も居るから見れないと。

そりゃあ、現場にいないもん 見れないよ!!

しかも35人です、地方の学校なら1クラスですよ

学校なら副担任付けますよね

それが福祉の上司なわけですが。

 

何がおかしくて35人も見れない人が新しく事業所を作ろうとしてるんだ

 

 しかも数人は毎日のように顔を合わせているんです

なのにその人たちの体調すらみれない

1人を見れない人がそれ以上を見れるはずないじゃないですか

 

案の定、今も見れずにいるんですが

内部崩壊を起こしているそうです

 

社長がそんな感じなので、福祉の上司にもお話を聞きに行きました

 

この方、癖が強いです

 

困っていることを相談すると

「私もそうなのよ〜みんなそうだから」

と返します

ええ、普通の方ですよ

社会に出ればそこら辺にゴロゴロいます

 

でもここは何度も言いますがA型事業所です

福祉のサービスのもとに成り立つ事業所なんです

その福祉のトップが言っていいことではないですよね

 

みんな一緒だから頑張りましょう。

ええ、身体障害の方に、発達障害で様々なことに悩まされてる方に、精神で社会に適応出来なった方に

みんな一緒…?何がでしょうか?

 

人の悩みは大小様々。

感じ方だってなんだって、一緒なんて有り得ないんです

それを一般論で片付けるのは、この場に置いては場違い過ぎました

 

もちろん直談判

結論、大人の事情でみんなの配慮は出来ない。との事

 

他にも とある日、利用者の方に言ったのは

「私もそういう所あるから…もしかしたらそっち側なのかもしれない」

 

はぁ…。なら障害者手帳取って障害者枠で就職してください

 

 

そんなこんなでスムージーのお店オープン

僕はもうこの時辞めていましたが聞いた話、衛生環境最悪、労働条件厳しい、人数足らない

適応力のない人は裏方へ

作業効率上げろと社長命令(だったら人増やせ)

 

この社長パワハラもするんですよね…

明らかなハブりや業務過多

 

こんな上司にはなりたくないと反面教師にはなりますね

 

 以上。長々とお話しましたが

社会勉強になったのは、

仕事のペースは自分で掴め。

会社にしがみつくより身の安全…受け身ですが

体調を崩しては本末転倒

誰にでも言えることだと思います

 

上手く円滑な関係になれることを目標にして次回は頑張りたいです

そのためにはまずは自分のコントロールができるようにならなければ…(笑)